セフティ商事


 

石綿(いしわた)対策呼吸用保護具
Respirators against Asbestos
石綿障害予防規則が制定
 石綿(いしわた/アスベスト)については、平成16年10月1日にクリソタイル(白石綿)等の石綿を含有する製品の製造等が禁止されたことで、国内の石綿使用量の大部分が削除されました。このため、今後の石綿ばく露防止対策は、建築物の解体等の作業が中心となり、事業者に求める措置の内容が特定化学物質等障害予防防止規則に定める他の化学物質とは大きく異なることとなるため、新たに建築物の解体等の作業におけるばく露防止対策等の充実を図った単独の規則を制定し、石綿による健康障害防止対策の一層の推進を図ることとしたものです。

石綿について

●人体への有害性
石綿を吸入することによる健康障害は、@石綿肺、A肺がん、G胸膜・腹膜などの悪性中皮腫などがある。
●主な用途
繊維強化セメント板、窯業系サイディングなどの建材資材、自動車用ブレーキパッド、接着剤等の石綿製品など。

いしわた
石綿(アスベスト)対策呼吸用保護具


厚生労働省令 第21号 石綿障害予防規則対応 

〜保護具を正しく活用し、石綿ばく露を未然に防ぐ〜

 


作業の種類から作業レベルに応じた保護具を選定します

作業レベル
呼吸用保護具の種類 
※下記のボタンをクリックするとページ゙内のそれぞれの保護具へ移動します。
気中の石綿繊維濃度目安 
(平均濃度)
全面形のプレッシャデマンド形複合式エアラインマスク
150本/cm3
全面形のプレッシャデマンド形エアラインマスク
15本/cm3超〜
150本/cm3以下
(管理濃度の1000倍)
電動ファン付き呼吸用保護具
7.5本/cm3超〜
15本/cm3以下
(管理濃度の100倍)
送気マスク
7.5本/cm3超〜
15本/cm3以下
(管理濃度の100倍)
全面形防じんマスク(RL3)
1.5本/cm3超〜
7.5本/cm3以下
(管理濃度の50倍)
全面形防じんマスク(RL3)
1.5本/cm3超〜
7.5本/cm3以下
(管理濃度の50倍)
半面形防じんマスク(RL3)
1.5本/cm3以下
(管理濃度の10倍)
半面形防じんマスク(RL3)
1.5本/cm3以下
(管理濃度の10倍)
半面形防じんマスク(RL2)
0.15本/cm3以下

作業の種類
石綿含有吹き付け材の除去作業
保温材等の掻き落とし、除去作業
石綿粉じんが発散・ばく露の恐れがある封じ込め、囲い込み作業
石綿を含有する保温材、断熱材、耐火被覆材などの除去作業
レベル1対応以外の石綿の封じ込め、囲い込み作業
レベル1、レベル2以外の石綿含有建材(例えば成形板など)の除去作業
 

※天井裏等の設備の点検等の臨時作業にあっては、レベル2対応が望ましい。


石綿は
危険。
フィットが
重要

石綿粉じんは有害性が高く、人体へ吸入することにより石綿関連疾患を引き起こす恐れがあります。
このような石綿粉じんの人体への吸入を防ぐためにも正しいマスクの装着が必要で、特に顔面と面体との密着性が重要になります。
マスク装着後は必ずフィットテストを実施し、正しく適切にマスクを装着することで有害な石綿粉じんからのばく露を防ぎます。
 ■電動ファン付き呼吸用保護具(PAPR) 気中の石綿繊維濃度目安(平均濃度) 7.5本/cm3超〜15本/cm3以下

フィルター捕集効率
 99.9%以上(A級)
防  護  率
 99.9%以上(S級)
機      構
 呼吸追随方式
 
電動ファン付き呼吸用保護具(PAPR)
ブレスリンクブロワー
サカヰ式BL-100H型(半面形)
JIS T 8157 電動ファン付き呼吸用保護具適合  

呼吸に追随した最適な流量を送風。脱・息苦しさという発想の実現へ
マスク装着時の「息苦しさをなくす」ことは、マスクメーカーにとって解決すべき永遠のテーマです。
従来型の電動ファン付きマスクが成しえなかった、排気時の抵抗増加による着用者の息苦しさを感じるという本質的な問題を、興研が、呼吸追随形ブロワーマスクで高次元に解決するのが、新開発の電動ファン付き呼吸用保護具「BL-100H型」です。
小型化の実現のみならず、呼吸追随形の送風システムで高い防護性能と自然な呼吸を実現。さらに、無駄のない送風によってフィルターの交換時期も長くなり、コストダウンにつながります。※呼吸追随形の送風システムの詳細はこちらから。

高い防護性能(面体内が常に陽圧)
マスク装着時、顔面と面体との間に隙間がある場合や、フィルターが目詰まりしてきた場合、吸気時に面体内に粉じん等が漏れ込む危険性が高くなります。
「BL-100H型」は、面体内のセンサーによって面体内圧力を感知して瞬時に送風を行い、常に面体内を陽圧に保ちます。そのため面体内に粉じん等が漏れこむ危険性を防ぎます。

●自然な呼吸(呼吸に追随した送風)
「BL-100H型」は、息を吸うと瞬時に送風を開始し、排気時には送風を抑える、呼吸に追随した送風は、着用者の呼吸を妨げず、作業の際にマスクの着用をわずらわしく感じることがなくなり、まるでマスクを装着していないかのような装着感を得られる、呼吸追随形の電動ファン付き呼吸用保護具です。


●メガネの併用も可能(フード装着時)

フードを装着することで、レベル1の作業でも自分のメガネが使用できます。
顔やメガネはもちろん、マスクへの粉じんの付着を防止します。

●暑さ対策にも有効
「BL-100H型」は、電動ファンによる送風で、呼吸への負担を解消し、暑さ対策にも有効です。

※熱中症予防対策用の個人冷却服クールジャケットCJ−1型もご用意しております。

「BL-100H型」のニュースリリース資料はこちら

電動ファン付き呼吸用保護具(PAPR)
サカヰ式ブレスリンク-10A型(全面形)
JIS T 8157 電動ファン付き呼吸用保護具適合
●特長
全面形タイプ。伝声器付き。
狭所作業で使する場合は、BL−100H型をご使用ください。
フィルター捕集効率
99.9%以上(A級)
防  護  率
99.9%以上(S級)
機      構
呼吸追随方式
 
 ■全面形の取替え式防じんマスク  気中の石綿繊維濃度目安(平均濃度) 1.5本/cm3超〜7.5本/cm3以下
国家検定合格 第TM226号 型式名称 サカヰ式1721H-02型
特長
ハイスコープX型を使用し、優れた密着性が得られる全面形タイプ。
マスクを付けたまま会話のできる伝声器付き。
粒子捕集効率
99.9%以上
吸 気 抵 抗
85±20Pa
排 気 抵 抗
40±20Pa
国家検定合格 第TM325号 型式名称 サカヰ式1821H型
特長
いつでもフィットテストができるフィットチェッカーを内蔵。
コンパクトで軽量な面体でありながら、ハイスコープX型と同様のインナーリップ(HAWCリップ)を備え、高い密着性を実現。
マスクを付けたまま会話のできる伝声器付き。
※長期間使用には、ハイスコープX型面体使用の1721H型が最適です。
粒子捕集効率
99.9%以上
吸 気 抵 抗
115Pa以下
排 気 抵 抗
45Pa以下
 ■半面形の取替え式防じんマスク   気中の石綿繊維濃度目安(平均濃度) 1.5本/cm3以下
国家検定合格 第TM210号 型式名称 サカヰ式7191DK-XRB-02型
特長
マスクを付けたまま会話や指示ができる伝声器付き。肌に優しいシリコーン面体。
粒子捕集効率
99.9%以上
吸 気 抵 抗
70±15Pa
排 気 抵 抗
30±20Pa
国家検定合格 第TM225号 型式名称 サカヰ式7121R-02型
特長
三次元立体形状ポリバンドの頭ひもで、装着安定性が容易に優れます。 肌に優しいシリコーン面体。
粒子捕集効率
99.9%以上
吸 気 抵 抗
70±15Pa
排 気 抵 抗
40±20Pa
※Sサイズもあります。

国家検定合格 第TM295号 型式名称 サカヰ式7097DK型

特長
マスクを付けたまま会話や指示ができる伝声器付き。肌に優しいシリコーン面体。
粒子捕集効率
99.9%以上
吸 気 抵 抗
65±25Pa
排 気 抵 抗
18±15Pa
 ■半面形の取替え式防じんマスク   気中の石綿繊維濃度目安(平均濃度) 0.15本/cm3以下
 発じんの小さい場合のみ 解体、改修工事以外の作業にのみ適応
国家検定合格 第TM207号 型式名称 サカヰ式1021R-06型
特長
三次元立体形状ポリバンドの頭ひもで、装着安定性が容易に優れます。 肌に優しいシリコーン面体。
マイティミクロンフィルター使用のダブルタイプ。下方視野に優れたマスクです。
粒子捕集効率
95.0%以上
吸 気 抵 抗
60±20Pa
排 気 抵 抗
40±20Pa
※Sサイズもあります。
国家検定合格 第TM234号 型式名称 サカヰ式1091D-03型
特長
マイティミクロンフィルター使用のダブルタイプ。伝声器付き。
粒子捕集効率
95.0%以上
吸 気 抵 抗
60±20Pa
排 気 抵 抗
30±20Pa
国家検定合格 第TM276号 型式名称 サカヰ式1180-04型
特長
軽量・シングル・コンパクトタイプ。
肌に優しいシリコーン面体。
粒子捕集効率
95.0%以上
吸 気 抵 抗
70+10,−15Pa
排 気 抵 抗
35±20Pa

 フィットテストを実行することが重要視されています!!

(参考)  厚生労働省通達
「防じんマスクの選択、使用等について」(平成17年2月7日基発第0207006号)より   ※弊社にて編集
防じんマスクの選択に当たっての留意
  防じんマスクの顔面への密着性の確認方法は、取替え式防じんマスクの場合「陰圧法」と「陽圧法」があり、これらの方法又はこれと同等以上の方法により、各着用者に顔面への密着性の良否を確認させること。
   
防じんマスクの使用に当たっての留意事項
  防じんマスクを適正に使用するため、防じんマスクを着用する前には、その都度、着用者に点検を行わせること。吸気弁、排気弁及び弁座に粉じん等が付着していないことを確認し、特に排気弁に粉じん等が付着している場合には、相当の漏れ込みが考えられるので、陰圧法により密着性、排気弁の気密性等を十分に確認すること。
 ■全面形のプレッシャデマンド形エアラインマスク  気中の石綿繊維濃度目安(平均濃度) 15本/cm3超〜150本/cm3以下
JIS T 8153 送気マスク適合  
特長
通常は、全面形のプレッシャデマンド形エアラインマスクとして使用し、エアー供給停止時には粉じん用の高性能マスクヘと自動的に切り替わります。切り換え操作は不要ですので、エアシャワー時、緊急時にも落ち着いた対応が可能です。
●ホイッスル(警報器)
腰ベルトの中圧ホースの連結部の警報器。コンプレッサなどの空気供給源からの供給圧力が低下したことを着用者に知らせる機能です。
ホイッスル無しタイプもあります。
●スーパーカプラ(スーパーカプラ両バルブ付き)
中圧ホース連結部は、逆止弁付きのスーパーカプラ(プラグ、ソケット共に逆止弁、ロック機構付き)です。ホースを外してもカプラ部から粉じん等の侵入を防ぐ安全設計です。
●安全帯取付金具(オプション)
中圧ホース連結部は、高所作業等で必要とされる安全帯を取付ける金具をオプションとして用意しております。
●高性能ダストフィルタ
国家検定規格のRL3ランクと同じ高性能フィルターを使用しています。DOP粒子に対して捕集効率99.9%以上の性能があります。作業後、エアシャワー を浴びる際や、万一エアーが止まるなどの緊急時にも対応します。
●熱中症対策に
冷却試験結果 専用保護衣装着時
エアー温度
 温度差
環境温度
冷風吹き出し口
40℃
28.5℃
 -11.5℃
エアラインマスクヘの清浄空気を供給するコンプレッサです。低騒音タイプのオイルフリースクロール式により、呼吸用の空気として使用できるクリーンなエアーを供給します。本体に「コンプレッサ」「エアドライヤ」「高性能フィルター頬」「4連分岐の空気取り出し口」など全ての機能が−体化しています。移動が便利なキャスター付きです。
・JlS B 8342(小型往復空気圧縮機)適合品
・供給される「クリーンエアー」は、JlS T 7101(医療用ガス配管設備)に示された清浄空気に準拠。
エアー源に接続し、高性能エアフィルターを使用してオイルミスト等をろ通する空気清浄装置です。(圧力計付き)ろ過度95%(捕集粒径0.01μm)の高性能フィルターを使用しています。
 ■全面形のプレッシャデマンド形複合式エアラインマスク  気中の石綿繊維濃度目安(平均濃度) 150本/cm3
JIS T 8153 送気マスク適合    ※受注生産品
特長
通常は、全面形のプレッシャデマンド形エアラインマスクとして使用し、空気源からのエアー供給が停止した場合に背中に携行している空気ボンベから空気が供給され、危険区域からの避難ができるように設計された複合式エアラインマスクです。
 ■送気マスク(一定流量形エアラインマスク、送風機形ホースマスク)  気中の石綿繊維濃度目安(平均濃度) 7.5本/cm3超〜15本/cm3以下
JIS T 8153 送気マスク適合

●エアラインマスク 面体形(一定流量形)
コンプレッサ等からの圧搾空気をろ過筒で清浄にし、長時間送り続ける、一定流量形エアラインマスク。
軽量で広視界・高気密の得られるハイスコープX型面体(伝声器付き)。
・HV面体の他に、半面D面体仕様もあります。
・1本蛇管式の他に、2本蛇管式もあります。
・定置式ろ過筒型の他に、 携帯式ろ過筒型もあります。

JIS T 8153 送気マスク適合

●ホースマスク 電動送風機形
小型の送風機から空気を供給。AC100Vの電源があれば、使用できます。
電動送風機1台に4人まで同時使用が可能。
軽量で広視界・高気密の得られるハイスコープX型面体(伝声器付き)。
・HV面体の他に、半面D面体仕様もあります。
・2本蛇管式の他に、 1本蛇管式もあります。


・電子ノイズ防止機構
・高性能フィルター付き
・安全弁付き
・インジケータ採用
・5段階風量切替スイッチ

呼吸用保護具を取り扱う際のポイント

◆石綿障害予防規則制定の趣旨

石綿については、平成7年から平成16年にかけて石綿を含有する製品の製造等が禁止されたことで、国内の石綿使用量の大部分が削除されました。このため、今後の石綿ばく露防止対策は、建築物の解体等の作業が中心となり、事業者に求める措置の内容が特定化学物質等障害予防規則に定める他の化学物質とは大きく異なることとなるため、新たに建築物の解体等の作業におけるばく露防止対策等の充実を図った単独の規則を制定し、石綿による健康障害防止対策の一層の推進を図ることとしたものです。

◆石綿障害予防規則の保護具に係る事項のポイント             ※関連通達を基に、弊社にて編集

●石綿作業主任者技能講習又は特定化学物質等作業主任者講習を修了した者のうちから、石綿作業主任者を選任しなければならない。
●労働者が石綿等の粉じんによる汚染や、吸入しないように作業方法の決定や指揮をし、保護具の使用状況の監視をすること。尚、作業方法の例としては湿潤化・隔離の要領・立入禁止区域の決定などがある。

●石綿等を製造し、又は取り扱う作業場には、石綿等の粉じんを吸入することによる労働者の健康障害を予防するため必要な呼吸用保護具を備えなければならない。
●呼吸用保護具については、送気マスク等給気式呼吸用保護具、防じんマスク並びに面体形及びフード形の電動ファン付き呼吸用保護具(JlS T 8157適合)で、防じんマスクについては、国家検定合格品であること。
*電動ファン付き呼吸用保護具のフェイスシールドタイプは顔面との密着性の問題から使用は認められない。

●石綿等が使用されている建築物又は工作物の解体等の作業に係る業務に労働者を就かせるときは、当該業務に関する衛生のための特別教育を行わなければならない。
@石綿等の有害性
A石綿等の使用状況
B石綿等の粉じんの発散を抑制するための措置
C保護具の使用方法
D前各号に掲げるもののほか、石綿等のばく露の防止に関し必要な事項
●保護具等が使用された場合には、他の衣類等から隔離して保管しなければならない。

●保護具等に付着した物を除去した後でなければ作業場外に持ち出してはならない。但し、廃棄のため、容器等に梱包した時は、この限りではない。尚、付着した物の除去方法は、衣類ブラシや真空掃除機の使用や作業場内で洗濯する方法等汚染の程度に応じ適切な方法を用いる。また、汚染のひどいものは廃棄物として処分する。


●建築物の壁、柱、天井等に吹き付けられた石綿が損傷、劣化等によりその粉じんを発散させ、労働者がその粉じんにばく露するおそれがあるときは、呼吸用保護具及び作業衣又は保護具衣を使用させなければならない。

 

 

石綿について

●人体への有害性
石綿を吸入することによる健康障害は、@石綿肺、A肺がん、B胸膜・腹膜などの悪性中皮腫、C良性石綿胸水、Dびまん性胸膜肥厚などがある。
●主な用途
繊維強化セメント板、窯業系サイディングなどの建材資材。自動車用ブレーキパッド、接着剤等の石綿製品など。

 



●呼吸用保護具については、同時に就業する労働者の人数と同数以上を備え、常時有効かつ清潔に保持しなければならない。尚、有効とは、各部の破損、脱落、弛み、変形等、保護具の性能に支障をきたしている状態でないこと。
 
●防じんマスクを使用の際には捕集効率の性能以外に密着性の確認が重要
 防じんマスクは着用者の肺カによってフィルターでろ過した空気を吸入する構造である以上、吸入の際に面体内が陰圧となります。

 装着の状態が正しく行われ、接顔部に隙間がなければ問題ありませんが、フィットの状態が悪くて隙間が生じていた場合、その隙間から粉じんを含んだ外気が漏れ込んで吸入してしまうことになるので注意が必要です。

  装着にあたっては、必ず作業前にフィットテストを行って、密着性の確認を行うことが重要です。


防じんマスクの通達ではフィットテストを実行することが重要視されています!

 「防じんマスクの選択、使用等について」では、装着の際には密着性の確認を必ず行うこととしています。

  石綿の除去作業で飛散するアスベストを吸入しないために、フィットテストについての教育・訓練を徹底しましょう。

防じんマスクの選択、使用等について

基発第0207006号
平成17年2月7日

2 防じんマスクの選択に当たっての留意事項

(中略)

いずれかの方法により密着性を確認させること。
(ア)陰圧法
  防じんマスクの面体を顔面に押しつけないように、フィットチェッカー等を用いて吸気口をふさぐ。息を吸つて、防じんマスクの面体と顔面との隙間から空気が面体内に漏れ込まず、面体が顔面に吸いつけられるかどうかを確認する。

(中略)

3 防じんマスクの使用に当たっての留意事項

防じんマスクの使用に当たっては、次の事頂に留意すること。

(中略)

〈2)防じんマスクを適正に使用するため、防じんマスクを着用する前には、その都度、着用者に次の事項について点検を行わせること。

〈中略)

イ 吸気弁、排気弁及び弁座に粉じん等が付着していないこと。
 なお、排気弁に粉じん等が付着している場合には、相当の漏れ込みが考えられるので、陰圧法により密着性、排気弁の気密性等を十分に確認すること。

(抜粋、以下略)

 

フィットテストの方法(陰圧法)
  防じんマスクには、マスクの機種ごとに専用のフィットテスターがあります。フィットテスターで図のように吸気口を閉塞させ、息を吸い込んでください。その際に、面体が顔に吸い付くように感じられれば密着性の状態は良好です。

  なお、排気弁部に異物の付着などがある場合は空気の流入が生じるため、排気弁の状態の良否もあわせて確認することが必要です。

・密着性が確認できるまで、しめひもの長さの調節や各部の点検等を行って、繰り返しテストを行ってください。
・装着の都度、必ず行ってください。
・密着性が確認できないマスクは使用しないでください。

※ここに掲載しているのは、ほんの一例です。まだ数多くの製品をご用意しております。

※掲載した製品の色は、ディスプレイの特性等により、実際の色と異なる場合があります。
※製品の仕様及び外観は、改良のため予告なく変更することがあります。

※装着の写真は着用例を説明するためのものです。

【このページに関するお問い合わせ先】

 

セフティ商事043−231−9711
      
看板               廃棄袋                          ビニールシート







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